「COSOJIって実際いくら稼げるの?」
「アルバイトと何が違う?」
「どう組み立てればムダなく増える?」
清掃・点検の“短時間ワーク”だからこそ、
やり方ひとつで収入の伸びが大きく変わります。
スマホとアプリと清掃道具だけで始められる一方、
計画もなく案件を拾うと、
移動に時間を吸われて「思ったより残らない…」になりがち。
本記事では、COSOJIの収入が決まる仕組みから、
地域・季節要因、モデルケースの試算、
そして月3万→5万へ引き上げる12の戦略までを体系化しました。
はじめてでも迷わず最短で成果をつくれる“設計図”としてお使いください。
課題:稼げるか不安、自分でも出来る?。
掘り下げ:移動の無駄や、案件の取り方で大きく変わる効率。
解決:近場×束ね取り+12戦略で「短時間高回転」を実現。
特長:案件ごとの成果報酬、自由度が高く本業や家事と両立しやすい。
収入が決まる仕組みを把握する(成果報酬の基本式)
COSOJIは案件ごとの成果報酬です。
つまり「何時間拘束されたか」より
「その案件を確実に完了させたか」で決まります。
まずは時給換算の基本式を頭に入れましょう。
- 時給換算 = 受注報酬 ÷(移動時間+作業時間+報告時間)
- 実効時給 =(受注報酬 − 自腹経費)÷ 総所要時間
- 自腹経費の例:交通費、消耗品(軍手・ウェットシート等)、通信費の按分 など
同じ1,500円の案件でも、片道40分かかれば実効時給は大きく低下します。
逆に、徒歩・自転車圏内で30〜45分完結できれば、
短時間でも時給換算は十分成立します。
代表的な単価感(目安)
- 共用部の掃き拭き清掃(月1~2回):1,000〜3,000円/回
- 軽微な点検・簡易作業:800~1**,000円/回**
- 草刈り(単発):5,000~20,000円/回 ※経験者のみ
- 定期清掃(高圧洗浄など年1~3回程度):20,000円~25,000円/回 ※経験者のみ
※単価は管理会社やオーナーが設定します。
物件規模・作業規模・難易度(経験者)で報酬は変わる
物件規模:4部屋しかない小規模アパート、20部屋以上ある大規模マンション、 同一敷地内に2~3棟ある広大敷地案件など規模が大きければ報酬も大きくるので、 そういった案件を取ると移動の手間を省いて一か所に集中出来ます。 個人的には作業負担の少ない小規模アパートで近隣を転々と移動する方が、 報酬は少なめだがトータル効率としては良い。 移動がてら休憩も取りやすいメリットもあります。 外仕事なので夏場はどうしても大量に汗かきますからね。
作業規模:軽微な点検は数十分で終わるので報酬は低い。 物件規模が大きければ作業規模も大きくなるのが基本です。 また、管理会社やオーナーによって要求が多かったり少なかったりもします。 これに関しては応募して担当するまで中々読めない部分が大きいです。 私の経験ではオーナーが直接依頼者になっている場合は 要求が多いような傾向を感じます。 特に新築マンションなどはかなり神経質になりやすいのかもしれません。 逆に、管理会社が依頼者(オーナーとの間に挟んでいる)の場合は そこまで要求が多い案件に遭遇した事がありません。 (あくまで個人的な経験談なので参考までに)
難易度(経験者):草刈り機や高圧洗浄機を使用したりなど、 難易度が上がる案件については経験者のみとなりますので 報酬は高くなります。 COSOJIでは案件の幅を広げようとしている動きも見られるので 今後はそういったスキルが必要な案件も増えてくるかもしれません。
働き方3パターンの収入シミュレーション
以下は移動20分以内・作業45分・報告15分=合計80分/件をベースにしたシンプル試算例です(交通費は徒歩/自転車想定で0円計上)。
会社員Aさん(土日副業)
- 週末に2件/日 × 2日=月16件
- 単価平均1,600円 → 月25,600円
- 改善余地:近隣束ね取りで3件/日にできれば月38,400円
主婦Bさん(平日午前×家事両立)
- 平日午前に1件 × 週3=月12件
- 単価平均1,400円 → 月16,800円
- 改善余地:近隣束ね取りで2件/日にできれば月33,600円
フリーランスCさん(柔軟稼働)
- 平日午後2件 × 週4+土曜1件=月36件
- 単価平均1,700円 → 月61,200円
- 改善余地:平日のみ近隣3件固めに最適化できれば月9万円台も現実的
ポイント:単価も大事だが、移動の短縮と束ね取り。
自宅からの拘束時間短縮で同じ行動量でも月収が伸びます。
月3万→5万へ引き上げる5つの戦略
1. 近場優先の“半径戦略”
徒歩・自転車・1〜2駅圏内で固め、移動を作業に変える。
地図上に“自分の稼働円”を描き、円の中から埋める発想に。
GoogleMAPで距離や交通状況を把握すると良い。
2. 同線束ね取り(ハブ&スポーク)
「自宅→物件A→物件B→自宅」の一筆書きで2〜3件まとめる。
往復型より周回型が圧倒的に強い。
(行ったり来たり無駄な動線を出来る限り省く)
3. 時間帯最適化(朝イチ/昼/夕方)
自分の体力ピークと生活リズムに合わせる。
朝型なら午前2件→午後は休憩してから本業や家事。
4. “60分で終わる案件”フィルタ
初動は60分完結を軸に。 慣れたら90分案件をミックス。
長時間×遠距離は報酬が見合えば良いが、 そうでなければ疲弊します。
5. 持ち物の定位置固定化
ほうき&ちりとり・ウェットシート・手袋・小型ブラシ・ゴミ袋・タオル。
毎回同じ場所に同じ順で入れる。迷わないことが時短。
アルバイトとの違いと業務委託のリアル
雇用ではなく業務委託。だからシフト拘束はなく、 やる/やらないを自分で決める自由がある一方、自己責任もセットです。
- 税務:年間の雑所得が一定超で確定申告。交通費や消耗品は必要経費になり得る
- 保険:労災の適用外ケースあり。リスクは控えめな案件設計で回避
- 契約:募集文・ルールを精読し、不明点は事前質問。曖昧を残さない
「生活費の柱」にするより、安定した副収入として設計するのが現実的です。
よくある失敗とリカバリー
失敗1:移動>作業になって赤字感
- 対策:半径戦略に戻す/束ね取りを優先
失敗2:無理に詰め込み過ぎて燃え尽き
- 対策:週2〜3日×1〜2件から。“休む日”を初めから入れる
失敗3:大規模案件で想定以上の3時間かかる
- 対策:20部屋→10部屋未満の小規模案件に差し替え
3段階の成長ロードマップ
3か月後:導入期
- 近場×60分完結×単純作業のみ
- 最初はアプリ使用に慣れない
- 目安:拘束時給1000円
1年後:最適化期
- 非効率案件の見直し差し替え
- 持ち物定位置固定化
- 目安:拘束時給1500円
3年後:安定期
- 最適化期の経験を元に更に最適化&案件追加
- 目安:拘束時給2000円
「移動効率×作業効率×物件規模効率(単価)」が噛み合うと、 同じ行動量でも収入は伸びます。
ケース別の1日動線サンプル
平日午前・主婦Bさん(初心者~中級者)
- 09:20 自宅発
- 09:35 物件A到着 → 10:15 完了
- 物件Bへ移動 → 10:25 到着 → 11:15 完了
- 11:30 帰宅 → 2件で2,800円/実働130分(移動40分+作業90分)
→拘束時給約1,292円
土曜・会社員Aさん(上級者向け・効率型)
- 08:50 自宅発
- 09:00 物件A 到着→ 09:30 完了
- 物件Bへ移動 → 9:40 到着 → 10:10 完了
- 10:20 帰宅 → 2件で3,200円/実働90分(移動30分+作業60分)
→拘束時給約2,133円
※小規模物件(4部屋)&激近物件のみしか案件を受けない
よくある質問(FAQ)
Q. 本業が忙しい週はゼロ件でも大丈夫?
A. 毎月の期限(1~10日など)が決められているので、
遅延を発生させないように前もって終わらせておくなど
計画的に作業を進めないといけません。
Q. 1件だけでも受けて良い?
A. 担当制の案件は毎月の期限内に終わらせる。
単発案件の場合は1件のみでOK
Q. 道具は何を買えばいい?
A. 必須品(ほうき&ちりとり・ゴミ袋・雑巾と水もしくはウェットシート)
※散水栓が借りられる場合もあります。
その他は必要に応じて用意してください。
Q. 写真がうまく撮れない
A. 同構図が最重要。明るさは一段だけ上げ、
手すりや掲示板は斜め45度で逆光を避けると見やすい。
Q. 雨の日は?
A. 基本は悪天候の日は避けます。
しかし、現実的には期限があるので雨が止むタイミングを見計らう。
※雨雲レーダーなど参照すると良い
まとめ(行動チェックリスト)
- 半径戦略で近場から埋める
- 一筆書きの束ね取りで同日に2〜3件
- 60分完結案件で短時間高回転
COSOJIは期限をしっかり守ってさえいれば自由度の高さが最大の魅力。
だからこそ、移動効率・作業効率にこだわるだけで、
同じ時間が“稼げる時間”に変わります。
今日の一本を、明日の安定へ。
まずは近場の60分案件から始めて、
あなたの生活リズムに最適な勝ちパターンを作りましょう。